初めて日本に福音を伝えた人々のロマンス(愛)を考えたことがありますか? 日本まで行くのに、いくつの山を越え、海を越え、川を越えたのでしょうか? かなりの愛がないと行けないはずです。
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宣教のため日本に向かう途中でフランシスコ・ザビエルは、こう書いています。 「この航海が多くのあらしや浅瀬や海賊の危険にさらされていることは周知のことです。でも私は心の底から感動し、また、激励されているので日本へ行く夢をあきらめることはどうしてもできません。 神が私の心に与えてくださった恵みによってキリストの教えを広める希望はますます強くなります。」
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3人の日本人漂流船員(岩吉、久吉、音吉)の助けを借りて、「ハジマリニカシコイモノゴザル」で始まる全文カタカナでヨハネの福音書を翻訳した、カール・ギュツラフの情熱。
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鎖国解禁後に、50冊の聖書を北海道まで運び、札幌農学校(現在の北海道大学)の一期生全員をキリストに導いた、ウィリアム・クラーク博士の情熱。
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ここに全世界の人々をご自分の元に導こうとする神様のロマンス、大きな愛を感じます。 そして、現在も、様々な国から、様々な方面から神様が大きな愛を持ってこの国の人々に手を差し伸べています。 日本は今最も祈られている国の一つではないでしょうか。 あなたにイエス・キリストの福音を伝えてくれた人の愛や情熱も忘れないでください。
創世記24章から教えられることを分ち合いたいと思います。
1.しもべは無名でした (2、34節)
今日世界中の福音宣教は幾千、幾万の無名の神のしもべたちによってなされています。 現在世界には年間30万人以上のクリスチャン殉教者がいると言われますが、そのほとんどは無名です。 人間は自分の名前をあげようとしますが、神のしもべは、自分のために名をあげようとはしません。 神のしもべは主の御名をあげようとします。
私たちの聖書学院の名前は、CFNJ(クライスト・フォー・ザ・ネイションズ)聖書学院です。これは、名前であるだけではなく、「世界にキリストの御名を伝える」という私たちの使命です。
2.しもべは自分の任務の成功の速さに驚いた(12-15節)
今日、世界宣教のための祈りが増え、強力になってきています。 神様は「ひとりでも滅びることを望まず、すべての人が悔い改めに進むことを望んでおられるのです」(Jペテロ3:9)から、この祈りには特に喜んで答えてくださるのです。
人類史上、今ほど多くの人々が救われている時はありません。
●中国では、一日に30,000人以上がクリスチャンになるといわれています。
●ミャンマーでは、1970年代まで首狩族だった大きい部族の酋長が救われ、部族全体が主に立ち返っています。かつてはヘッドハンターだった部族が、今はキリストにあってハートハンターとなりました。
●サウジアラビアでは、1991年の湾岸戦争以前クリスチャンはほとんどいなかったのですが、その後増え始め、中国やフィリピンのクリスチャンを通して今サウジアラビア人が救われてきており密かに集会をしています。
●北アフリカでは、イエス様が夢の中で現れて、多くのイスラム教の人々が救われてきています。
「こうして彼がまだ言い(祈り)終わらないうちに」(v.15)答えが来ました! 私たちが世界のクリスチャンと共に日本のために祈っていると、「祈り終わらないうちに」主が答えてくださいます! なぜそう言えるのかといいますと、聖書に「まことに、水が海をおおうように、地は、主の栄光を知ることで満たされる」(ハバクク2:14)とあるからです。
3.しもべの目標 : 花嫁を主人のもとにお連れする事
この花嫁になる人はどういう人だったでしょうか? 「この娘(リベカ)は非常に美しく」(16節)、 しかも仕える心がありました(18-20節)。 リベカは美しく、仕える心がありましたが、自分の宗教、文化の迷信、環境などによって束縛され、限られていたのです。 すばらしい可能性を持ちながらそれが抑えられていました。 しもべは彼女をその束縛の中から救い、解放するために遣わされました。
私たちも同じ事をするように召されています。 「福音は、ユダヤ人をはじめギリシヤ人にも、信じるすべての人にとって、救いを得させる神の力です」(ロマ1:16)ということを信じて、美しく、すばらしい様々な可能性を持っていながら、偽りの宗教や、様々な迷信、環境に束縛されている人々に福音を伝えましょう。 捕らわれた人々を主のもとにお連れする事ができるように、主に用いていただきましょう。
4.しもべは旅が成功したので礼拝しました (51,52節)
今、爆発的な福音の力によって、やみの中にいた人々が、光の支配の中に移されているので、世界各地で大きな賛美・礼拝(新しい歌)が天に向かって沸き起こっています。 私たちは今、黙示録5:9の実現に向かっているのです。 「彼らは、新しい歌を歌って言った。『あなたは、巻き物を受け取って、その封印を解くのにふさわしい方です。あなたは、ほふられて、その血により、あらゆる部族、国語、民族、国民の中から、神のために人々を贖うのです。』」
あなたも、自分のことばで主を礼拝してください。 主を礼拝することは、あらゆる文化、言語、民族を超えて福音が前進しており人々があがなわれている事のしるしです。
5.花嫁は自らから喜んでついて行きました (58節)
今日、多くの人々が花婿イエス様に、自ら喜んで「はい、まいります」と言って、ついて行っています。 「イエス様、あなたを信じます。あなたについて行きます」と。 人々は待っています。 必要なのは彼らが福音を聞くチャンスです。 私たちの花婿であるイエス様についていこうとしています。
さあ、あなたも、立ち上がってこのすばらしい福音を伝える人となってください。 CFNJ聖書学院では、日本における神様の栄光の訪れを信じて、イエス・キリストの福音理解を教え、福音を伝える実践的な訓練を行っています。 イエス様の花嫁となるべく、捕らわれている人のために私を用いてくださいという方。 ぜひCFNJ聖書学院へ来てください!
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