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ニュースレターNo.150

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ペンテコステ運動の生みの親「チャールズ・パーラム師」

CFNJ(クライスト・フォー・ザ・ネイションズ・ジャパン)聖書学院は、2014年に創立30周年を迎えます。先ずこれまでの神様の支えと導き、そして、皆様のご支援とお祈りを心から感謝致します。この記念すべき節目に、学院の受け継ぐ流れと、これからの果たすべき使命をあらためてお伝えしたいと思います。  CFNJ聖書学院は今も天からの聖霊の深い流れの中にあります。学院の流れの源流は1900年代初頭に起きたペンテコステ運動から始まります。1901年の元旦に、アメリカ・カンザス州トペカの聖書学校でメソジストの牧師であるチャールズ・パーラム牧師(Charles Parham)とその生徒は祈り会を行っていました。パーラム牧師は当時のプロテスタント教会の活力の無さと初代教会の生命力との違いに気づかされ「使徒の働き」で語られるような初代教会の信者らの聖霊の現れはどうして消えうせてしまったのかと疑問を持っていました。このためパーラム牧師は1901年の元旦に祈り会を開き、その結果、パーラムを含め、生徒全員が異言を伴った聖霊のバプテスマを受けたのでした。最初に聖霊のバプテスマを体験したアグネス・オズマンは、「ちょうど生ける水の川が私の内奥の存在から噴出しているようでした」と言ってます。

CFNI創設者「ゴードン・リンゼイ師」

 この事があって24年後の1925年に、チャールズ・パーラム牧師はオレゴン州ポートランドの伝道集会で油注がれたメッセージを語っていました。その集会にしぶしぶ出席していたのが、19才のゴードン・リンゼイ師でした。来る夜も来る夜も語られるパーラム牧師の力強いメッセージが、リンゼイ師の世的な人生哲学に破壊的な打撃を加えていき、ついにある夜、リンゼイ師はそれ以上抵抗できなくなり、自分の罪深い人生が神を悲しませて来たことを悟り、溢れる涙と共に講壇の前で悔い改めたのでした。彼が立ち上がった時には、神による救いの確信とともに、自分には福音を宣べ伝える召しが与えられていることを確信したのでした。リンゼイ師は20代の時、伝道者として様々な町で伝道活動を行い、後にフリーダ夫人(1914~2010)と結婚し、牧会を数年経験したあと、「ヒーリング・リバイバル」や「カリスマ運動」に深く関わり、1970年テキサス州ダラス市にクライスト・フォー・ザ・ネイションズ聖書学院(CFNI)を設立しました。リンゼイ師は3年後天に召されましたが、フリーダ夫人が志を引継ぎ、現在までに30,000人以上の卒業生が聖霊様に力付けられて、120以上の国で力強く福音を伝えています。

CFNJ創設者「チャールズ&ダイアン・グリコ夫妻」

 1983年にCFNIを卒業したチャールズ&ダイアン・グリコ夫妻は、一週間の断食の中で、「ゼブルンの地とナフタリの地、湖に向かう道、ヨルダンの向こう岸、異邦人のガリラヤ。暗やみの中にすわっていた民は偉大な光を見、死の地と死の陰にすわっていた人々に、光が上った。」(マタイ4章15,16節。この中に「北海道」が隠されている。)のみことばが与えられ、日本のクリスチャンが福音を伝え、牧会の働きをするための訓練をすべく、1985年北海道札幌市にCFNJ聖書学院を創立しました。そして、1993年には、世界各地にあるCFNIの提携校の中で最初の姉妹校となりました。2000年には、鍛冶川利文・紀子夫妻が学院長・副学院長となり、グリコ師のビジョンを引継いで今に至ります。2014年に創立30年を迎えるにあたり、学院はますます聖霊の深い流れの中に入り、これからもその流れは増し加わり、学びに来る人々をいやし、潤し、天来の力を持って御言葉と御霊により力付けたいと願っております。これからも皆様のお祈りとご支援をよろしくお願い致します。

●学院の名称である「クライスト・フォー・ザ・ネイションズ」とは、「キリストを世界の国々へ」という意味で、これは私たちのミッションです。


 

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