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今年3月に学院を卒業後、被災地、岩手県大槌町に遣わされた、杉浦ファミリーからのレポート、そして祈りのお願いです。
主の御名を誉め称えます!
東日本大震災から2年半が経ちました。今、私たち家族は地震と津波によって多大な被害を受けた、岩手県大槌町で暮らしています。
CFNJ在学中に一枚の働き人募集のチラシが届きました。岩手県大槌町で支援センターを始めるための在住者を求めるチラシでした。ちょうど、卒業後の進路を祈り求めていた時期で、妻と一緒にそのチラシを読み合い、祈りの中で神様の導きを求めました。財政的なこと、放射能の影響、子供の教育環境のこと、たくさんの課題がありましたが、どの課題も、神様が解決の道を与えてくださいました。そして、卒業直前、予定日より10日早い3月11日に次男が与えられ、このしるしが僕たち夫婦にとって被災地へ行くための最後の一押しとなりました。
私たち家族は大槌町に開設した「大槌ジョイフルハウス」という地域支援センターの管理者として今年の5月に赴任しました。大槌町は町の6割が地震と津波の被害にあい、たくさんの方の命が失われた町です。震災後2年半が経ち、徐々に復興が進んではいますが、まだ、至る所に津波の傷跡が残っています。また、住む人々の心の中にも傷が残っている方が大勢います。この地には教会が一つもありません。クリスチャンもいません。初めて大槌町に入ったときには、いったいこの町で僕たちは何をすればいいのだろうか?と真剣に悩みました。孤独が襲ってくるような不安感もありました。しかし、この5ヶ月間でたくさんのクリスチャンの方が訪れてくださり、励まし、共に祈ってくださいました。主にある家族の愛を心に染み込むほど感じました。現在、イベントを行ったり、地域のボランティアに参加したりしながら、地域の人との関わり作りに励んでいます。是非、大槌町の救いのためにお祈りください。この地にたくさんの教会が築かれることを願っています。近況や祈りの課題をフェイスブック(Facebookー杉浦義也)にアップしていますので、是非ご覧下さい。
『見よ。わたしは新しい事をする。今、もうそれが起ころうとしている。あなたがたは、それを知らないのか。確かに、わたしは荒野に道を、荒地に川を設ける。』
主の祝福がみなさんの上にありますように!
杉浦義也・みちる
【お問い合わせ】
・日本チャーチオブゴット教団 地域支援センター「大槌ジョイフルハウス」
住所/〒028-1132岩手県上閉伊郡大槌町大ヶ口2丁目4-35
・電話/0193-55-6688
携帯080-6595-5003(杉浦携帯)
Eメール/joyful-house@tbz.com.ne.jp
口座番号/02220-8-113606「大槌ジョイフルハウス」