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ニュースレターNo.150

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「みことばに心を留める者は幸いを見つける。  主により頼む者は幸いである。」(箴言16章20節)

これは私が最近考えることですが、クリスチャンにとってのもっとも素晴らしい祝福とは、聖霊様によるみことばの啓示なのではないでしょうか?ダビデは、詩篇119篇162節で「私は、大きな獲物を見つけた者のように、あなたのみことばを喜びます。」と言いましたが、確かに声を大にしてそのように言いたくなる瞬間があります。
実は、この学院で学び始めるまでの私の信仰生活には、そのような喜びがありませんでした。聖書を読んではいましたが、ただなんとなく感動したり、分かったような気がしたりというだけで、「生きた神の言葉」として自分の内に入ってくることはありませんでした。この世から隔離(?)された環境下で、今までになく真剣に聖書と向き合う中で、聖書が少しずつ開かれ、今はこの隠れたマナを毎日いただくことが楽しくなりました。みことばの戸が開かれたときから、私の心には大きな変革がもたらされました。それは、本当にみことばが私の心の喜びとなったのです!エレミヤ書16章16節のみことば、「私はあなたのみことばを見つけ出し、それを食べました。あなたのみことばは、私にとって楽しみとなり、心の喜びとなりました。」が、成就したのです。これこそ、誰にも決して奪うことのできない幸福です。それは、父なる神様との交わりから来るものだからです。その中心にあるのはイエス・キリストにある知恵と知識の宝なのだと思います。

この宝を見出すには、心をつくし、忍耐強く聖書をあらゆる角度から眺め、読み、思いめぐらし、覚え…といったことが必要です。日々そうしていくならば、ある日井戸を掘りあてたかのように、これを突然発見するのではないでしょうか。箴言8章17節にこのことが書かれていると思います。「わたしを愛する者をわたしは愛する。わたしを熱心に捜すものは、わたしを見つける。」みことばがそれを約束しているからには、これはだれにでも起こることなのです!
ダビデはこの宝を掘り当てた人でした。彼は、この世のどんなものよりも主を愛し、みことばを愛しました。だからこそ、主に愛されました。かくれんぼで愛するわが子に見つけられた父親のように、神様の心は、ダビデ以上に喜び踊ったことと思います。

このダビデのように神を愛することが、私たちクリスチャンの最終目標ではないかと思います。私たちが、ほかの何よりも神ご自身だけを切に求めるようになったとき、そして、みことばを介しての神との絶えざる交流が何よりの喜び、楽しみとなったとき、私たちの心はもう決して飢えることも渇くこともなくなるのかもしれません。
ダビデのような信仰に至るためには、いったい私たちはどれだけ心貧しくならなければいけないのでしょうか。この世の何にも執着せず、主の愛に比べたらすべてはちりあくただと言いきったパウロも、この幸せを知っていた人だと思います。パウロはみんなが自分のようになってほしいと願いました。世を愛するか、主を愛するか、クリスチャンも本当に幸せになるためには、一人一人が選ばなければなりません。もし主を選ぶなら、私たちの弱さ、足りなさ、罪深ささえも、主がその愛で覆い、助けてくださるばかりでなく、報いとして計り知れない天的祝福、キリストのうちにある宝をくださるのです。この世にあって、クリスチャンはこれ以上にないほどの幸せ者となれるのです。
 この幸いを確かなものとする為に、これからも学院生活の学びを通して、もっと主を求めていきたいと思います。

● YFN

●5月3日~5日まで、「ユースフォーザネイションズ」が開催されます!
今年のテーマは「GOD LiNK」です!
ご期待ください! 

● 修了式

●12月7日(金)午前9時より、2012年度2学期の修了式が行われました。この日、1年間の学院での学びを終えて2名の修了生が学びの舎を後にしました。これからの修了生の歩みの為にお祈りください。

上野 ヨセフ

■勉強が嫌いではなく、むしろレポートを書いたり試験勉強したりするのが大好きな私。でも、ここでの学びは実践してナンボのもの。まさにそのための「実習」では、授業とはまた違った知識や知恵が必要で、よい訓練になりました。「国々のためのキリスト」の日本校を経て、2013年はダラス本校に参ります。どうか、主のみこころの只中を歩めますように。お祈りお願いします。恩師の方々、今後は、教師と学生の枠を超え、主にあっての 兄・姉として相談相手になってください。よろしくお願いします。クラスメートのみんな、ミニストリーという「戦場」で再会しよう。さあ、増え、地を満たし、支配しよう! 御父と御子を結ぶ愛を、キリストを通し、激しく臨む御霊に運んでいただこう! みなさんを祝福します。God bless you all!=

松田 進

■聖書をじっくり学ぶこと、信仰が整えられ主に在る使命を確信すること。こうした願いを胸に日々、期待をもって学び福音のために仕えようとする全国そして海外からの兄姉と共に過ごし得たことは大きな励ましであり感謝です。今一度、学んだノートと資料を開き振り返るとき、その内容の豊かさに目が釘付けになります。国内外からのゲストスピーカーの講師の諸先生を通しての実践的講義は信仰と使命を確信させるものでありました。生ける主はきのうも今日も変わることがありませ ん。主のリバイバルのため神と人々に仕える者として一歩一歩着実に歩んで生きたく願わされます。一生勉強、人生これから御国拡大!共に励みましょう!ハレルヤ!感謝します。

● 訃報 西森昌二牧師、凱旋!

■2012年11月16日(金)午前7時46分、学院の専任講師で札幌グッドアワー教会牧師の西森昌二牧師が天国に凱旋されました。51歳の若さでした。  葬儀には400名以上の方々が西森牧師の早すぎる死を悼み参列されました。西森牧師の生涯はまさしく、キリストの福音宣教に命を捧げきった生涯でした。若かりし日より、自転車にイエス様の旗をなびかせての熱血伝道(あだ名はザビエル西森)又、札幌の歓楽街近くに教会を据え、ススキノ宣教に取り組まれ、多くの群集が行きかう交差点で十字架を担いでとりなしの祈りをされたり、飲食店で働く人々に届くため、店の奥深く入って行って聖書やトラクトを配布したり、主にある大胆さをもって伝道に励んでこられました。亡くなる数か月前から肝臓に異変が起こり、その原因が、バッドキアリ症候群(心臓と肝臓を結ぶ静脈が異常に細い)と言う、何万人に一人と言う難病と判明、医療もなすすべなく、ご家族をはじめ、諸教会の牧師や信徒が心を合わせて癒しや蘇りを切に祈りましたが、主はご自身の元へと西森師を召されました。私たちは今、心からご冥福をお祈りするとともに、西森牧師の蒔かれた福音の種が多くの実を結び始めていることを実感しております。どうか、御遺族と御教会の皆様の上に神様の深い慰めと平安がありますように、共にお祈りくださいますようお願いいたします。

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